こんにちは。
薬剤師のここみです。 今日は久しぶりに 薬剤師あるある をすることにしました。
そこで、AI に薬剤師あるあるを調べてもらうことにしました。 AI は質問の仕方が大事です。雑な質問だと私が求めている答えと違う
答えが返ってきます。
”今回も薬剤師あるあるを10個出して” の一言だけでした。
その結果が、、、、、まあ合ってるけど、そんな現実的なやつじゃなくて、、と話してみても、AI はもちろん反応せず
でも、これはこれで、結果としてブログに載せることにしました。
では、まず悲観的編をご覧ください。
# 薬剤師あるある【悲観的編】
1. 過労とストレスの現実
薬局の外からは暇そうに見えますが、実際には調剤室は戦場のように忙しいことが多いです。特に繁忙期には、薬を準備するのに時間がかかり、患者さんが待たされることもよくあります
ずっと立ちっぱなしで、ずっと動き続け、考え、お話し、後でお話ししたことなどを記録する。多分、外からではゆったりしてるように見えるかも しれませんね。
2. 勤続年数が長いだけの薬剤師が幅を利かせる
仕事ができる薬剤師よりも、ただ長く勤めているだけの薬剤師が職場での立場を強くすることがあるため、真面目に働く薬剤師にとっては不公平感を感じることがあります
多分、薬局によるのではないかと思います。年をとると自然と動作も遅くなり、効率的に動くことが難しくなってきます。ただ、お話はどんどん上手くなるので、患者様とのコミュニケーションは高いと思います。若い薬剤師さんは体力もあり、機敏に動けます。それが余計に年配の人が動いてない印象になるかもしれませんね。ただ、苦手な仕事から、そっと逃げ出す薬剤師の方は私も受け付けません。無理にでも順番に当番制にしないと、苦手な仕事から逃げる薬剤師がいます。それが一つだけとかなら補っていけば良いですが、沢山あると、、、こころ疲れますね。
3. 営業電話の煩わしさ
薬剤師宛てに不動産購入などの営業電話が頻繁にかかってきて、特に新人薬剤師にとっては対応が難しいことがあります。これが業務中の大きなストレス要因になります。
これは管理薬剤師さんにかかって来ますよね?速攻切ります。
. 患者さんに急がせる
調剤室では早く薬を渡そうと戦場のようにバタバタしているのに、患者さんからは急がせることが多く、さらにプレッシャーを感じます。
これはどうしようもないですよね。病院では待てるのに、薬局では急がせる。悲しい現実です。私も患者として、薬局に行くんですが、確かに薬局の中は静かなイメージなんですよ。それはかなりスマートな動きをしており無駄がなく、監査では精神的に集中しているからだと思います。冷静なことが一番ですからね。
5. 6年制で授業料も高いのに、お給料が安い
薬学部は6年制で授業料が高いにも関わらず、卒業後の給料が期待ほど高くないと感じる薬剤師が多いです。
はい、これは大正解!病院勤務だとさらに安い。でも、他の職種よりは少し高めです。地域差もありますよね。最高でも800万円くらいではないでしょうか?調剤薬局で。 MRさんは会社が大きいので、いろいろ福利厚生がしっかりしてるから割と高めでしょうか。パートさんになると、結構高めの時給となりますね。これは本当に助かります。
6. 何も考えず、ただ薬を集めているだけだと思われる
患者さんから、薬剤師の仕事が単に薬を集めるだけだと思われてしまうことが多く、その専門性や重要性が理解されにくいことがあります。
処方せんを確認しながら、お薬を集めることを調剤(ちょうざい)と言います。この時には、数を正しく集めるだけでなく、mg数の違い、普通の錠剤かOD錠か、飲み方や量が間違っていないか、飲み合わせの悪いものがないかなど、一度確かめてから集めます。処方間違いではないか?と疑問に思った時は患者様にも確認後、電話(FAX)で病院へ問い合わせします。
7. 病院より薬代が高いので薬局が儲かってると思われる
病院より薬局での薬代が高いため、患者さんからは薬局が儲かっていると思われることがありますが、実際には経費や運営コストが高いことが多いです。
まず、薬代の費用が大きいです。後はお薬を管理したり、患者様のお薬の内容を把握、記録し安全にお薬をお渡しするため、記録し保管します。それらの点数が加算されます。医院さんと薬局の建物を見たら明らかでしょう。
8. 家族に薬の説明をしても聞いてもらえない
家族に薬の説明をする際、なかなか真剣に聞いてもらえないことが多く、薬剤師としての立場が家庭では理解されにくいことがあります
そうなんですね。確かに私も家では全く仕事の話はしませんし、薬局がどこにあるかも知りませんでした。興味はないようです。
9. ストレス解消のための愚痴
職場のストレスが溜まったときは、薬剤師の友人同士で集まり、愚痴を言い合うことがストレス解消の一環となることがあります
まあ、そうですよね。これはどの職種でも同じでしょう。
10. 忙しい時に限って多くの処方箋が来る
特に忙しい時間帯やタイミングで、多くの処方箋が一度に来てしまうことがあり、さらに業務が混乱する原因となります。
これは一番のあるあるですね。しばらく、患者様が途切れ、、しばらくすると一気に来られます。これの原因は分かってはいますが、ここでは言えませんね。
# 薬剤師あるある【ポジティブ編】
1. 患者さんからの感謝の言葉
患者さんから直接「ありがとう」と言われる瞬間は、薬剤師としてのやりがいやモチベーションの源となります
本当です。ありがとうと言われた時は頑張った甲斐がありますね。
2. チームワークの大切さ
調剤薬局では、薬剤師だけでなく、事務スタッフや他の医療従事者との連携が重要です。良好なチームワークができている職場では、仕事がスムーズに進み、職場の雰囲気も良くなります
そうなんです。たまに事務の方との対立みたいなものがある薬局に勤めたことがありますが、1日のほとんどを過ごす場所で雰囲気が悪いのは辛いです。大概は仕事のことでの話し合いが上手くできていなかったりすることが多いですね。一緒にご飯を食べに行ったりしたら、また変わって来ますよね。毎朝の連絡事項や、週か月かに何回かミーティングをすることも大事です。無駄なストレスを溜めるだけです。
3. 知識を活かして社会に貢献できる喜び
薬剤師としての専門知識を活かして、患者さんの健康を支えることができるのは大きな喜びです。日々の業務を通じて、社会に貢献している実感を得ることができます
お薬をお渡しする時は、その時期の健康に気をつけることや、こう工夫すれば飲み忘れが防げますよ。などお薬を正しく間違いなく飲んでもらうよう勤めます。
4. 薬剤師同士の共感と励まし
薬剤師同士で仕事の悩みや愚痴を共有することで、お互いに励まし合い、共感することができます。これがストレス解消の一助となります
同じ職場の人同士でなくても、前職の人に相談したり、薬剤師専用掲示板で、悩みや疑問をぶつけることで解決し、また頑張ろうと思えます。
5. 薬局内でのイベントや交流 定期的に行われる勉強会や食事会など、薬局内でのイベントを通じて、スタッフ同士の絆が深まることがあります
月1回は製薬会社のMRさんに来て頂き、勉強会があります。医院さんと合同でする薬局もあり、医院さんとの繋がりも良好となります。後は支部ごとにイベントがあったりするので、近所の薬局さんとの繋がりも広がります。
6. 患者さんの健康状態の改善を見届ける喜び
薬を適切に提供し、患者さんの健康状態が改善されるのを見届けることができるのは、薬剤師としてのやりがいの一つです
いつも薬局に来られる患者様のお顔は覚えていきます。私は苦手なんですが。それでも、今日はなんかしんどそうだなあとか、元気にお話しされてるなと体調を確認したりしています。いつも凄く元気な方が2週間ほど体調を崩したことがありましたが、また元気になって、早よしてや!って言われたら元気になって良かったと思いました。
7. 新しい薬や治療法の知識を得る
定期的な勉強会やセミナーに参加することで、新しい薬や治療法の知識を常にアップデートすることができます
新薬が出ると、ホテルなどでセミナーがあったりします。コロナ後はオンラインだけの時もありました。どんどん新しいお薬が出てくるので、今までのお薬との違いや飲み方、副作用、飲み合わせをしっかり覚えます。既存のお薬との比較表を作ると覚えやすいです。
8. 薬剤師手当や福利厚生
一部の職場では、薬剤師手当や福利厚生が充実しており、これがモチベーションアップにつながることがあります
薬剤師手当、管理薬剤師となるとさらに手当が高くなります。しかし、同じ薬局に勤めていて、年々給料が上がっていくかは私は体験したことがありません。主人の転勤で長くいないからです。パートだと1年?2年?で50円上がった記憶があります。基本的に給料を上げたいときは、転職をするのが早い気がします。
9. 患者さんとの信頼関係の構築
長期間にわたって同じ患者さんと接することで、信頼関係が構築され、より質の高い医療サービスを提供できるようになります
最初は薬局に1秒でも長く居たくないと思っておられた患者様も、話していくうちに色々お話しして頂けるようになります。よく聞くと、お薬が余ってたり、飲んでない薬があったり、医師には怒られると思っておられるようです。また、薬局や病院まで来るのが大変だったりすれば、医師と相談し、お家にお薬を持っていき、説明したりすることもできます。
10. 自己成長の実感
薬剤師としての経験を積むことで、自己成長を実感できる瞬間が多くあります。新しいスキルや知識を身につけることで、自信がつきます
ずっと、一つの薬局で働き、最後まで成し遂げたとすればそれは素晴らしいことでしょう。私は色んな薬局に勤めました。それぞれ違った形にはなりますが、継続して働くことで、新しい気づきを見つけたり、間違っていたことに気がついたり、できます。私は転職が多いからと就職活動してる時に断られたりしました。しかし、後悔していません。新しい所へ行く度に新しい発見があるからです。良いことも悪いことも。
薬剤師を応援しよう
薬剤師の仕事は大変なことが多いですが、それでも多くの薬剤師が患者さんのために日々頑張っています。彼らの努力と貢献に感謝し、応援する気持ちを持ちましょう。薬剤師の仕事がもっと認められ、働きやすい環境が整うことを願っています。